忍者ブログ
hecolog
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



もうべつに取らなくても卒業できるのに西洋美術史だけとってる。
今日の話も刺激的だった。

17世紀の後半、フェルメールが描いたのは「裏返しのタブロー」
その真意は、
『もう全ては描き尽くされて、芸術は終焉する』
というものだった。
しかし18世紀に描いていないものが見つかった。

それは “幸せ” だった。


先生の話を聞きながら涙がでそうになった。
普通に生きる事の幸せを描いていなかった事に気付けなかった17世紀までの生活ってどんなだったんだろう。

イタリアの宮廷画家として有名になったベラスケス。
代表作「ラス・メニーナス(宮廷の侍女達)」を描いた
時は絶対王政。
長い筆をつかい、遠く離れて描く彼の技法は
パノプティコンと呼ばれるもの。
直訳は、一望監視視点。
王のみが民衆を見る事ができる、絶対王政という状況とシンクロさせることができる。
絵の中に描かれた鏡の中に写る人物。ぼやけて実体を掴む事はできない。
このような絵の中の鏡に人物が描かれる、画中画をメタ絵画と呼び、
その絵には裏のメッセージが隠されている事を示唆している。
鏡にぼんやり浮かび上がる人物は当時の王と妃。
ぼかす事で、実体を掴めなくする、即ち存在を永遠にすることができるのである。

何も言わず、絵に描き残すことしかできなかった。
その状況からからも、絶対王政という権力の大きさをなんとなくだけど感じる事ができた。

絵を読む事の楽しさが分かった。
知識をつけるって楽しい。

一度3年生で受けた授業と同じ先生だから、レポートは免除なんだけど
書かないと忘れちゃうからレポートは出し続けてる。
そこに「絵を読むということがやっと分かって来ました」と書いたら
「そうこなくっちゃ!」と、先生らしからぬくだけたメッセージが。
4年生でこの授業をとってるのは流石にわたしだけらしく、
少し先生とも顔を覚えてもらえる関係になってきました。
PR


  

7月に間にあわせる目標で作り始めた
おばあちゃんへの“お薬カレンダー”
意外とポケット作りに時間を要してついに30日になってしもうた・・・
でも、あと曜日のタイポ書いて、お薬取り出しやすいようにしたら完成じゃ!
きっと3日には届けられる。
待ってて、おばあちゃん;;

それにしてもまぶたが重い。
お腹も減って来ちゃった。
まだあともうちょっとやりたいなー!

お薬を出しやすいようにするためにストローを1/4くらい縦にスライスしたパーツを使おうと思ってたんだけど
なかなか思うようなストローと出会わず、今日一日学校の最寄り駅に入ってるお店と、近所の店を回った。
メゲずに下北行けば良かったかな。
カラフルだったり、ラインが入ってるのばっかで。
ただの透明って意外とない。
雑貨って、意外と一番手に入らない。
やっぱ明日間違いないハンズかな。



  

私は、食品系パッケージの中でも
もしかしたらコレが一番好きかもしれない。と思っている

最近ささやかなる反抗を自分にしてみている。
本当は走るの大っ嫌いなのに走ってたり
アイスクリーム食べたいのにヨーグルトにシフト図ったり。
要は、ダイエットでしょうか。
ちょっと夏に向けて、自分の欲求に反抗期してみます。
といいながら、ジョギングは6日坊主ですた。やらにゃ。

一昨日、久しぶりにカラダが軋むような痛みと目がくらむような頭痛に襲われた。
所謂“熱”の症状。
ちょっとおかしいなぁと感じながら、一汗かいて学校に到着した後の、凍えるように寒い学校の教室。
その教室から出て、担当の教授と暖かい中庭で日の光りを直に浴びながら説教やら貴重なお話やらを聞き、頭を悩ませ。
また さむーーーい教室でご飯を食べたり
その後は法政大学へ行ってめちゃ高度な会話を繰り広げる講演会に行ったり
その後、バイトの仲間とご飯食べに行ったりしたら
まぁ、熱は上がるよね〜

次の日、10時間睡眠したらケロッと直りました。
ビバ。

法政での講義がスゴく刺激的で
21_21で今開催中の『』展の山中俊治さんと、
ミラノで開催した『SENSE WARE』展の原研哉さんとの対談。
『骨』展、大学のプロダクト系の助手さんがすごくオススメしてたみたいなんだけど
その勧める意味がよく分かった。
自然物のもつ有機的な骨の面白さと、工業製品の内部構造という骨の面白さを見ることができる展示スペースや、
各業界のデザイナーに『骨』というキーワードから、体験型の作品を作ってもらって、骨について、新たに体感して、感覚を持って帰ってもらうような実験室があったり。
「骨から世界を見るとどうなるのか。」
「骨組みしかみせない展示。」
という言葉を口にされていました。
これは絶対に行ってみるべき展示だと思った。
遊べるから友達とかと数人で行くと良いと思う。

原さんの言葉の中で、いくつも忘れちゃいけない言葉がたくさん言われてて書き留めておく。

《白さについて》
紙というものは、白さと張り
ピンと、たわやかな張り
その媒質に、黒い墨という取り返しのつかないことを仕出かしてしまうことで、それを超えたものが生まれる。

《日本人の美意識》
丁寧 繊細 緻密 簡潔
日本人は技術をつくる

《製品》
ー皮膜という話から
 なぜ骨組みは隠されてしまうのか
隠されているのはテクノロジー。
インダストリアルデザイナーが、力(エネルギー)を持ったテクノロジーを、生活の中に安心して置けるように隠してしまった。
製品を作ることは、タフにしなければいけない
それはとても世知辛いこと
だから、役立たずな感じが面白い。
その中からドキドキする感覚がうまれる

《五感》
誰が5つと決めたのか。
例えば触覚
能動的触覚と受動的触覚は感じる心が違ってくる。
指で人の背中を触るのと、目を閉じて、指に誰かの背中が当たってずりずり動くのとでは、感じる感覚が違う。


書いてたらキリない。
でも、鼻息熱くしながら、一言一句聞き逃さないように一生懸命聞いたつもり。
それでも難しくて。
やっぱり、もっと頭よくならなきゃだな。
卒業制作で、白をテーマにやろうかと思ってたけど
これ、半年じゃまとまんないって思った。
一生かかっても無理なんじゃ。苦笑!
どーしましょーーーー


今日は彼の治療院のwebの打ち合わせ。
seoのスペシャリストとお話してきたんだけど、
検索で引っかかりやすいページ作るには文字情報とか
ロボット監視官の目とか、デザインで邪魔になっても入れなければならない項目があったり、web界のタブーがあったりするらしい
なんとも世知辛い話で、投げ出したい気持ちにもなりました。笑
もっと違う、webの良質さで評価されたらどれだけいいことか。
だからどこの治療院のHPも大差ないんだね、腑に落ちた。
でも来院してもらわなければ意味がないといえばそれまでだ。
うーん。
「しょうがない」って済ませてたら、本当にいつまで経っても
治療院サイトのレベルが上がらないので
枠内で、私が思う、良いサイトにしようと思いました。
それにしても、やる気が削がれる・・・うう頭痛。
オトナになろう。
きっとこれから、こんなの序の口って思うことが沢山起る。


「カッコーの巣の上で」
監督:ミロシュ・フォアマン
主演:ジャック・ニコルソン

最後に廃人のようになったマクマーフィーを見て
どうしてそうなったのか分からなかった。
調べて初めてロボトミーという言葉を知った。
前頭葉の前部を切り落としておとなしくさせるらしい。
おでこに残る縫った痕が妙に気になっていたのは、
そう分かるように示唆したものだったのか。と。
チーフの最後の行動は、ネイティブ・アメリカンだからこその行動なのかな。
それとも、同じ状況に於かれたら
自由にする、という行動は、誰でも同じだったのか。。

久しぶりに映画見て声出して笑った。
なのに、すごく苦しくなる。

映画一本でこんなに気持ちがざわついたのは初めてかもしれない。
名作って、こういうことか。

ジャック・ニコルソンの演技がすごかった。
「最高の人生の見つけ方」見てみたいと思った。
ちょーーーおじいちゃんになってるーーー

今日また一つ試験に行ってきた。
3時15分の長針と短針の角度出せなかった自分は消えてしまえば良い。

えりとも会えてニコニコ。
たまびーずがたくさんいて驚き。
なごやかわいもたくさんいて驚き。
えりの横の席のそわそわしてる女の子がのはなかと思った。
格好とか、髪型とか、横顔とかのはなだったのに別人だった。
のはな元気かな。
ワイルドフラワーのはな。

試験終ってから外苑前のスタバ、えりと唯に付き合ってもらった。
ジェリフ飲んで凍えた。

その後、彼が渋谷にいるっていうから会いに行った。
3時15分の長針と短針の間の角度分かるって言ったら
2分くらいで解かれて腹立った。笑
自分の脳みそタルタルソースで驚き悲しむ。

その後は、彼と、彼の先輩と、新しく立ち上げる治療院の話をした。
初めて会ったときの彼の先輩の印象が、頭の回転早すぎて、
話について行くのがやっとで怖かったから
ずっと会うの避けてたのに、
今日会ったらめちゃいい人だった。
なんでだろ、デザインの話だったからついて行けたのもあるかな。
デザイン全般任せてもらえることになったワーイ。
ホームページまで参加させてもらえて楽しみ。
やってみるべ!

[38]  [39]  [40]  [41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46]  [47]  [48
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[06/16 kume]
[01/22 りりこ]
[10/01 ki-ko]
[09/21 ki-ko]
[09/05 ki-ko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
heco yacca
性別:
女性
職業:
デザイナー
趣味:
アイドル鑑賞
自己紹介:
2010年女子美術大学卒
グラフィックデザイナーです
ブログ内検索
アクセス解析
shiritori-ring
TOKYO Art Beat
忍者ブログ [PR]
Designed by astrolaBlog