hecolog
ABC(青山ブックセンター)の製本ワークショップに参加した。
覚え書きにもなるので。
美篶堂という手製本会社の製本職人さんが直々に指導してくれた。
今回はハードカバーのスケッチブック作り。
まずは白い紙を折るよ。
折ったところは、手でギューっと潰したら、
背をそろえて、水を含ませた刷毛でサッサッと2、3回水を塗り、
ずれないように床において、重しを乗せておくと、
よりしっかり折ることが出来る。
中身を作るよ。
中の白い紙、見返し2枚(色紙)、寒冷紗(白メッシュ)、花ぎれ、背ボール
ボンドを塗るよ。
ボンドは製本用のボンド。
木工用ボンドより、乾いた後の柔軟性が良いのだそうだ。
小西ボンドというので、一般には出ておらず、業者買付けらしい。
お茶の水の美篶堂本店へ行くと、ちょうどいい量の小西ボンドを手に入れられる。
ボンドを塗ったら、床に叩き付ける。
トンッ!!トンッッ!!トンッッッ!!!
そうすると、紙の間までボンドが行き渡る。
寒冷紗!!(謎の物体一)
この寒冷紗という白メッシュは、背に強度を持たせるために貼ります。
ボンドの上において貼ったら、ギュッと背中を圧縮するように寒冷紗ではさみ、
さらにボンド固め。
花ぎれ!!(謎の物体二)
本の角を保護するためのもの。
でも、装飾的な要素を含んでいる。
オシャレな本は、ココが違うよね。
この存在がずーーーーーっっと謎だったけど、正体は只の布でした。
先生だよ
美篶堂の製本職人さんだよ。
最初は緊張のせいか、どもりすぎでどうなるかと思ったけど
始ったら調子をとりもどした。
バンダナが素敵。
表紙を作るよ。
クッキング的な感じだね。
ボンドは、製本用ボンド:でんぷん系ノリ:水 が 1:1:1
この比率は布の裏打ちでも一緒ですって。
ちなみに、でんぷん系のノリ(ヤマトノリ、ヒメノリ)は乾きを遅らすために配合されるそうです。
裏打ちは、布の裏にこの配合したボンドを塗って、習字紙を貼ればオッケイ。
ハードカバーにするために、ボール紙を使う。
背ボールと、平ボールの間はだいたいどれも9ミリ開ける。
そのくらいあければ、本がべらぼうに分厚くない限り180度本は開くそうだ。
その9ミリあけたところに原液のボンドをぬり、
小口と天、地が同じ間隔で空くように中身を置き、
反対側の表紙を持ってパタリと閉じる。
あとはギュウギュウと背中を押すだけ。
出来上がりはこんな感じー
やっぱり、自分で試行錯誤しても、分からないことがあったから
本当の職人さんにいろいろ聞ける機会に出会えてよかった。
分からないことがわかるって素敵。
こういうワークショップにまた出会えるようにアンテナ立てておこう。
覚え書きにもなるので。
美篶堂という手製本会社の製本職人さんが直々に指導してくれた。
今回はハードカバーのスケッチブック作り。
まずは白い紙を折るよ。
折ったところは、手でギューっと潰したら、
背をそろえて、水を含ませた刷毛でサッサッと2、3回水を塗り、
ずれないように床において、重しを乗せておくと、
よりしっかり折ることが出来る。
中身を作るよ。
中の白い紙、見返し2枚(色紙)、寒冷紗(白メッシュ)、花ぎれ、背ボール
ボンドを塗るよ。
ボンドは製本用のボンド。
木工用ボンドより、乾いた後の柔軟性が良いのだそうだ。
小西ボンドというので、一般には出ておらず、業者買付けらしい。
お茶の水の美篶堂本店へ行くと、ちょうどいい量の小西ボンドを手に入れられる。
ボンドを塗ったら、床に叩き付ける。
トンッ!!トンッッ!!トンッッッ!!!
そうすると、紙の間までボンドが行き渡る。
寒冷紗!!(謎の物体一)
この寒冷紗という白メッシュは、背に強度を持たせるために貼ります。
ボンドの上において貼ったら、ギュッと背中を圧縮するように寒冷紗ではさみ、
さらにボンド固め。
花ぎれ!!(謎の物体二)
本の角を保護するためのもの。
でも、装飾的な要素を含んでいる。
オシャレな本は、ココが違うよね。
この存在がずーーーーーっっと謎だったけど、正体は只の布でした。
先生だよ
美篶堂の製本職人さんだよ。
最初は緊張のせいか、どもりすぎでどうなるかと思ったけど
始ったら調子をとりもどした。
バンダナが素敵。
表紙を作るよ。
クッキング的な感じだね。
ボンドは、製本用ボンド:でんぷん系ノリ:水 が 1:1:1
この比率は布の裏打ちでも一緒ですって。
ちなみに、でんぷん系のノリ(ヤマトノリ、ヒメノリ)は乾きを遅らすために配合されるそうです。
裏打ちは、布の裏にこの配合したボンドを塗って、習字紙を貼ればオッケイ。
ハードカバーにするために、ボール紙を使う。
背ボールと、平ボールの間はだいたいどれも9ミリ開ける。
そのくらいあければ、本がべらぼうに分厚くない限り180度本は開くそうだ。
その9ミリあけたところに原液のボンドをぬり、
小口と天、地が同じ間隔で空くように中身を置き、
反対側の表紙を持ってパタリと閉じる。
あとはギュウギュウと背中を押すだけ。
出来上がりはこんな感じー
やっぱり、自分で試行錯誤しても、分からないことがあったから
本当の職人さんにいろいろ聞ける機会に出会えてよかった。
分からないことがわかるって素敵。
こういうワークショップにまた出会えるようにアンテナ立てておこう。
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2010年女子美術大学卒
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