hecolog
土曜日。コピーのアンドウさんの講演を聞きに、多摩美まで行って来ました。
講演会と思っていたら、三回のだけの特別講義だったみたい。いいなー多摩美。コピーまで勉強できるのかー。
アンドウさんは講演の時、不安がるようで、聴講しに来た会社の人たちを自分の一番近くの席に座らせるらしい。なんてチャーミングな方。参加した4人(コピーのセイヤさん、カタノさん、営業同期のタクミとワタシ)で前の席を陣取り、アンドウ先生の授業がスタートしました。
講義最終日だった今日はカサイさんとの仕事話。とりわけ、ウー◯ン茶の仕事。二人で自主プレをしたところから始まり、名作コピーの生まれた経緯など聞かせて下さいました。普段同じ職場では、照れくさそうにしてなかなか真剣に聞かせてくれないようなお話も、講演会ではきけるのかー、と、講演会の良さを改めて感じました。特に今回は授業だった為、分かり易いようにアンドウさんもお話してくださいました。濃厚な時間。
学生に出されていた宿題のコピーというのも拝聴。アンドウさんが丁寧に、「このコピーの良いところは小さいものに焦点をあてて、大きな事柄に導いて行くところだね」とか、解説をつけてくれながらだったので、とても分かり易く、私も勉強になりました。
小さなものに焦点を当てて大きく飛ぶ。その小さなものを何にフォーカスするかでその人らしさが出る。地面を表すのに「犬の糞」という言葉をチョイスした子。「イルカ雲は何味がするのだろう」と思いを巡らせた子。何に疑問を持ち、何にこだわるのか。大きな事を言おうとすると、ざっくりした事しか伝わらない。確かに、と感じました。セイヤさんとカタノさんも、授業が終ってから「美大の子の書くコピーは自由だね!なかなかあそこまで飛べない!」と興奮気味に話してらっしゃいました。コピーの世界には、その世界でしか分からない驚きがあるのだなぁ。
今回コピーについてアンドウさんが言っていらした事は、コピーというものは、勉強しても上手になれるのはある程度でしかない。コピーは、内から出るものだから、その人自身がでてしまう。どれだけ濃厚な時間を体験し、どれだけ真剣に対峙できるか。そこで深みのある言葉が書けるかどうかが決まってくると。とりわけ、楽しく生きる事が良いコピーを書く勉強なのだとおっしゃっていました。
また、印象にのこった言葉が「死なないで生きること」という言葉でした。お話を伺っていると、アンドウさんは凪さんを特別可愛がっていたようなので、なんだかとても切なくなる言葉でした。
授業のあとは八王子の沖縄料理屋で飲み会。そこでも熱い広告論、コピー論の授業は続いたのでした。黒◯龍のネーミングが生まれた話とか、前回から引き続き、唯幻論の話(広告とは幻を創る業である、という奥深〜い話)60歳を超えたアンドウさんのこれからの野望の話とか。そんな真面目な話もあるけど、気さくな場面も多々あり。
アンドウさんもセイヤさんも京大卒で、とても頭の回転が早い(はず)。しかし、セイヤさんにいろいろ質問をぶつけていると、たまに考えるのを放棄して「そうかもしれないね〜」と軽く返す癖があるのを発見したアンドウさん。「hecoさんは、京大生にそんな返答を求めて質問してはいないよね」と悪戯っぽく目配せしてくれて、セイヤさんは焦っていました。それがまた楽しい。
とりわけアンドウさんが熱く語っていたのは、大志を持って仕事をすること。また、イメージをすることの大切さ。イメージできることは実現できると。わたしはハッと思い出しました。誰かさんも同じ事を言っていた・・・そう、大学で知り合ったツカハラも同じことを言っていたのだ。「私、イメージできることは必ず実現できると思うんだよね」って。ここに来て、わたしが本能的に面白い!っと思う人たちは、必ずイメージしている、と知ったのでした。それに一人気付いた時、一気にビールと、シャンディーガフとカシスソーダのアルコールが飛びました。
こんな人生、まったく想像できてなかったな。どうしよう。
今日は取り敢えず、エアリアルティシュー頑張って来ます。
講演会と思っていたら、三回のだけの特別講義だったみたい。いいなー多摩美。コピーまで勉強できるのかー。
アンドウさんは講演の時、不安がるようで、聴講しに来た会社の人たちを自分の一番近くの席に座らせるらしい。なんてチャーミングな方。参加した4人(コピーのセイヤさん、カタノさん、営業同期のタクミとワタシ)で前の席を陣取り、アンドウ先生の授業がスタートしました。
講義最終日だった今日はカサイさんとの仕事話。とりわけ、ウー◯ン茶の仕事。二人で自主プレをしたところから始まり、名作コピーの生まれた経緯など聞かせて下さいました。普段同じ職場では、照れくさそうにしてなかなか真剣に聞かせてくれないようなお話も、講演会ではきけるのかー、と、講演会の良さを改めて感じました。特に今回は授業だった為、分かり易いようにアンドウさんもお話してくださいました。濃厚な時間。
学生に出されていた宿題のコピーというのも拝聴。アンドウさんが丁寧に、「このコピーの良いところは小さいものに焦点をあてて、大きな事柄に導いて行くところだね」とか、解説をつけてくれながらだったので、とても分かり易く、私も勉強になりました。
小さなものに焦点を当てて大きく飛ぶ。その小さなものを何にフォーカスするかでその人らしさが出る。地面を表すのに「犬の糞」という言葉をチョイスした子。「イルカ雲は何味がするのだろう」と思いを巡らせた子。何に疑問を持ち、何にこだわるのか。大きな事を言おうとすると、ざっくりした事しか伝わらない。確かに、と感じました。セイヤさんとカタノさんも、授業が終ってから「美大の子の書くコピーは自由だね!なかなかあそこまで飛べない!」と興奮気味に話してらっしゃいました。コピーの世界には、その世界でしか分からない驚きがあるのだなぁ。
今回コピーについてアンドウさんが言っていらした事は、コピーというものは、勉強しても上手になれるのはある程度でしかない。コピーは、内から出るものだから、その人自身がでてしまう。どれだけ濃厚な時間を体験し、どれだけ真剣に対峙できるか。そこで深みのある言葉が書けるかどうかが決まってくると。とりわけ、楽しく生きる事が良いコピーを書く勉強なのだとおっしゃっていました。
また、印象にのこった言葉が「死なないで生きること」という言葉でした。お話を伺っていると、アンドウさんは凪さんを特別可愛がっていたようなので、なんだかとても切なくなる言葉でした。
授業のあとは八王子の沖縄料理屋で飲み会。そこでも熱い広告論、コピー論の授業は続いたのでした。黒◯龍のネーミングが生まれた話とか、前回から引き続き、唯幻論の話(広告とは幻を創る業である、という奥深〜い話)60歳を超えたアンドウさんのこれからの野望の話とか。そんな真面目な話もあるけど、気さくな場面も多々あり。
アンドウさんもセイヤさんも京大卒で、とても頭の回転が早い(はず)。しかし、セイヤさんにいろいろ質問をぶつけていると、たまに考えるのを放棄して「そうかもしれないね〜」と軽く返す癖があるのを発見したアンドウさん。「hecoさんは、京大生にそんな返答を求めて質問してはいないよね」と悪戯っぽく目配せしてくれて、セイヤさんは焦っていました。それがまた楽しい。
とりわけアンドウさんが熱く語っていたのは、大志を持って仕事をすること。また、イメージをすることの大切さ。イメージできることは実現できると。わたしはハッと思い出しました。誰かさんも同じ事を言っていた・・・そう、大学で知り合ったツカハラも同じことを言っていたのだ。「私、イメージできることは必ず実現できると思うんだよね」って。ここに来て、わたしが本能的に面白い!っと思う人たちは、必ずイメージしている、と知ったのでした。それに一人気付いた時、一気にビールと、シャンディーガフとカシスソーダのアルコールが飛びました。
こんな人生、まったく想像できてなかったな。どうしよう。
今日は取り敢えず、エアリアルティシュー頑張って来ます。
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