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ミラノ二日目。


ホテルの朝ご飯です。

ミラノのホテルはIBIS。旅券とのパックプランのホテルです。
パンの種類も豊富でコーヒーも美味しいです。普通のホテルでした。
学生の卒業旅行のときに泊まったホテルは結構よかったのだということに気づきました。
それか、私の感覚が大人になったのか・・・




二日目はダヴィンチの最後の晩餐を見に行きました。
時間ごとに予約制で、一つのグループになって、一つ一つゲートをくぐり、15分間鑑賞できるシステムになっています。
最後の晩餐は壁画で、ダヴィンチが壁画に向いた技法ではない絵の具を使ったそうで、劣化が激しく、途中で腐ったりもして、何度も修復を重ねて今の状態を保っているようでした。
思っていたより小さく、繊細な絵でした。
この旅の前にダヴィンチコードを見返して行ったので、いろいろフムフムと言う感じ。
それでも誰にも真意は分からないのだけれどね。




絵の飾られた建物のすぐ横に協会があって、ステンドグラスもなく、華美ではないけれど、美しい協会でした。こちらも世界遺産に登録されているそうです。


そして、このあとランチで昨日の夜に行くはずだったお店へ。
ここのご飯が今回の旅で一番美味しかったかもしれない!




上にのっているのがローストビーフ。
この下にレモン風味のキャベツや人参がボイルされて入っています。
ローストビーフに味付けが無いのがGOODでした!


パスタはこちらも酸味の利いた青唐辛子のパスタ。
バルサミコかレモンか選べて、こちらもレモンで頂きました。
ぴりっと辛さも利いてて最高に美味しかった・・・

ラッテリアというお店です。

お店の雰囲気も素敵でまた訪ねたい・・・と思うお店でした。
きっともう行けないと思うから、もっと大勢で行きたかった!!


そしてまたぶらりお買い物。


この10 Corso Comoっていうお店がめちゃめちゃかっこ良かった。(サイトめちゃ重いです)
言うなれば、セレクトショップなんだけど、独自のお店のグッズとかも広く展開していて、そろえているものも一貫して信念があるようなショップでした。
入ったところにカフェがあって、本当はそこで一杯したかった・・・!
正面の入り口から中に入ると雰囲気がガラッと変わるのも心が持って行かれる演出の一つ。
お見事。



もう一つ、HIGH TECHという雑貨屋さん
とてもユニークな雑貨屋さん、と思って入ると、食器から家具から服から小物までなんでもあって、迷路のようなお店でした。最初は「わー!素敵!」と思って入ったけど、お店の奥へ行けば行く程「ん?ちょっとイケアっぽい?」「ん?ちょっとドンキぽい?」と思うような要素もあったりして、不思議と危ういお店でした。
それでもふざけた雑貨をいくつか購入してちゃっかりお店を堪能したのでした。



そんな感じでミラノ終了。
電車にのってヴェネツィアへ向かいます。
その途中のヴェローナで下車。
ヴェローナはロミオとジュリエットの舞台となった街。
そして、スターバックスコーヒーのお豆の種類にも『カフェ・ヴェロナ』というお豆があって、
そのシールの柄が好きだったので訪れてみたかった場所。

行きの飛行機で旦那と二人、持ち込んだパソコンでイアホンを分け合い、『ジュリエットからの手紙』を見てヴェローナの街を予習。思った以上に感動的な映画で、予定調和な物語に飛行機で人目もはばからず号泣したのは私です。だって、素敵な人たちの物語だったんだもの。



街の広場です。
お天気雨でした。


まずは観光名所で映画の中心でもある「ジュリエットの家」
入り口は激混み!


これがそのジュリエットがロミオと会話を交わしたバルコニー


叶わぬ恋をしている女の子達がジュリエットに手紙を置いていきます。
ガムで貼付けて。


そして柵にはおびただしい数の南京錠が。

恋人達の聖地のようです。

写真には残っていませんが、ジュリエット像もあって、みんなおっぱいを触ったり、腕に抱きついたりして写真を撮るのがお決まりの様子でした。
わたしはよう触らんだな・・・日本人だもんで。



メインストリートはなんだか高級ブティックが立ち並んでいて、商業めいた雰囲気で残念でしたが、
一歩路地を入ると静かな川が流れる所にでて、とても美しい景色と出会えました。
街の周りを川が走っていて、いたるところに橋がかかっています。


スタバのコーヒー豆『カフェ・ヴェロナ』のような橋です。



橋をわたると、古くから残っている劇場やスタジアムがあったり、歴史を感じる風景も残っていました。




そんな恋の街、ヴェローナでした。
(彼女たちがどう登ったかは謎)

夜はヴェニス入りです!
電車を降りると、いきなり白人女性2人とおじさんの3人組に囲まれました。
最初は「ヒー!NO!NO!」っとなったけど、どうも様子がおかしい。
よくよく話を聞いてみると、
水上バスのフリーパスチケットが残り3日程残っているから使えと言っている様子。
お金もとらずに、チケットを譲ってくれました!
このチケットのお陰で、水上バスの運賃が浮きました。
とんでもラッキー!
この観光客同士のチケット譲りはヴェニスでは常の様で、この後パリでお会いした旦那のお友達も同じ経験をしたとのこと。こういう観光客同士の関係はとても良いなぁ。

それにしても、駅の周りは変なおもちゃを売った人や、偽物ののブランドバックを売っている人や、けっこう雰囲気的に怖くて、おずおずしてしまいました。。
みんな、「ヴェニスはすごくいい!」と言っていたけれど、わたしはどう感じるだろうか・・・と不安になっていました。

そして、一泊だけする駅近のホテルに入ると、もっと不安は募るばかり。。
古い建物の蛇のように長い通路をボーイが荷物を運んでくれたのだけれど、
渡したチップが少ないとブーブー文句をいわれ、
毛布は使う気にならない激しい傷みを具合のもので、ベッドのスプリングはバインバイン。
浴室のシャワーはトイレと汚物洗面台に囲われた位置にあり、
シャワーカーテンもなく、下水の流れも悪く、ひとたび水を流すとそこはヴェニスのような光景に・・・(水に浸かってしまうという意)

私も旦那も言葉を失いながらも、とりあえず腹ごしらえに。
旦那がヴェネツィアに住んでいたことがある患者さんから教えていただいたご飯屋さん。


こちら魚介のオイル漬け。だいたいイタリアのどこのお店でも置いている前菜の様です。


左側がレバーとオニオンの炒めたものと、白っぽいのは正体不明。初めて食べる味で、甘い感じで、炭水化物っぽかった。(ざっくり)
左は海老のパスタ。オマール海老だったかなぁ。


二人でホテルに戻りたくないー!!
とぎゃーぎゃー騒いで(騒いだのは主に私)とぼとぼ夜のヴェニスを歩いてホテルに帰るのでした。

それでもバインバインのベッドで熟睡した不屈の精神の私たちなのでありました。
翌日の妙な疲れの取れなさはさすがにベッドのせい。

「新婚旅行なんです」とツアーで言っても、お構いなしなんだな、ってことがよくわかりました。
ヴェネツィアは特に古い街なので、他の国とは同じ値段でもホテル選びはお気をつけあれ!

ヴェニス2日目はまた次回!




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