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今日は弊社の副社長カサイさんの亀倉雄策賞を記念した展示会のオープニングパーティーの日。


今朝、出社すると
「カサイさんにお花を贈るから、協力してくれる?」
と、シライさんから声がかかった。
デザイン部のみんなからお花を贈ることにしているようだ。

会場に到着すると、各方面から立派な花が届いている。
そこで探しても「弊社デザイン部より」の花が見当たらない。
おや?と思いながらも、会場へ足を踏み入れた。

カサイさんを祝福しようと足を運んだ多くの人々でごったがえす会場。
デザイナーから、カメラマン、クライアント、映画監督、作家など、各界の著名人たちがカサイさんを囲んでいた。
手の届かないほど、輝いて見えた。

大学の恩師にも再開。
「カサイさんとお話できました?」
「いやー、さっき中には入ったんだけど、全然声かけられない!人だかりで!」と、せっかく会場まで来て下さったのに話しかけられずに帰ろうとしていた様子。
「そんなのもったいないですよ!」と
先生を引っ張って会場の中へ。
カサイさんを見つけて、一瞬人が離れた隙に
「カサイさん!ハヤシ先生!」と二人を引き合わす。

「へこさん、ありがとう!!話せてよかったー!」
と先生も喜んでくれた。

恩師とカサイさんをつなぐだなんて、
ついこの間までは、考えもしなかった光景だ。

オープニングパーティーも終わりに近づいて、
会場の外にあった花達も、会場の中へ運び込まれる。
大きなものは斜めにしないとドアもくぐれず、会場の係の人たちも大変そうだ。
ずっと会場の様子を撮影していた弊社カメラマンのウエハラさんが
「うちの花はどこだ?」とシマダさんにたずねる。
会場の棚の上に遠慮がちに置かれた花を指差す。
「花があまりに小さくて、並べられなかったんですよ」
と、恥ずかしそうに言葉を漏らした。

とても品のいいお花だった。
小さかったけれど、みんなの心のこもったお花。

ウエハラさんがお花にカメラを向けると、
それにカサイさんが気づいて近づいて来た。
花に立てられた「サン・◯ド デザイン部一同」の札に気づく。
棚に肘をついて、花に顔を近づけ
ウエハラさんに向かってポーズをとる。
贈る花を買って来てくれた
シマダさんとシライさんとナカモトさんがほっとした様子で嬉しそうに微笑んでいた。

カサイさんはとは、そういう人だ。

誰かの小さな叫びに気づいて、
駆けつけて、抱きとめてくれるような、
そんなあたたかい人。


会場での偉大なカサイさんと、
会社でのお茶目でかわいらしいカサイさんと、
両方を目の当たりにして、
やはりすごい人だと再確認させられた今日でした。




そのあとも、カサイさんと祝杯を上げて帰ってきました。
この気持ちが醒めないうちに、言葉にしたくて
日記に書き留めます。




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先週実家に帰り、儀式を交わして参りました。
あらたな出発の兆しです。
お互い『彼氏』『彼女』から『婚約者』に格上げです。
姉はもう会社で『妹のフィアンセ』と紹介してくれているようで、その呼び方もまた乙で好し。
よって、「予約済」の札を貼られました。キャンセル待ちは今のところ受付ておりません。
入籍はもう少し先、式もまだ先ですが、着々と準備を進めております。
暖かく見守ってください。

その流れで少しお休みをいただいて、常滑にある陶芸家の吉川千香子さんのアトリエにお邪魔させていただきました。新しい作品を見せていただけて、また器をいただいてしまいました・・・うれしい!


ワンッ と言っていいかは謎。

その後、千香子さんの旦那様の正道さんが大学で樂吉左衞門さんとトークショーをなさるということで、一緒に聴講させていただくことに。
恥ずかしながら樂さんのお名前聞いても、はじめはピンときていなかったのですが、「樂茶碗」という言葉はさすがに聞いたことがあり、その十五代目と言われて、なんだかすごい歴史を背負っておられるということは素人ながらもわかりました。
一代目長次郎さんは安土桃山時代のお方だそうです・・・
スッとした出で立ちで、繊細さと力強さのどちらも均等に持ち合わせているという印象。「自分の名前も言えなかった」と自分の幼少時代を語る樂さんの優しい目を見て、樂家に生を受ける、その宿命と向き合うということで、強くならざるをえなかったのだろうと感じました。人は課せられた使命を超えるたびに、変わって行ける生き物なのですね。

樂さんの言葉の中で、メモをとった言葉は数多くありましたが、中でも印象に残ったお話を。
「茶碗は食器ではない。」という言葉にはじめは戸惑いを感じました。
言われてみると、茶は日本文化で、その場にある道具は美術・芸術品であるか、と。
でも「『樂さんのこの器、使い辛くてかないまへんわ』って。それはもう良い器とは言えないんですね。言ぅても茶碗ですから。優しさがないといけないんですよ」と。
その言葉ではっとさせられました。それはデザインだ、デザインは優しさなのだと。
他の話の中で「価値観に切り込んでいく強さがアート」とも表現されていました。
樂さんは、その強さも、使い手に対する優しさも備わった茶碗をつくっている。茶碗というものに興味が湧きました。
「茶碗は『手のひらの宇宙』なんて面白くもない言葉だと思うんですけどね。笑 小学生に、『おっちゃんの茶碗、なんで黒いのばっかなん?』って聞かれたときに、『それはな、夜空の黒や!』と答えてスッと子供たちに伝わったことがあるんですよ。うれしかったですね。これを、『それは利休の侘びの心でうんぬんかんぬん…』と言っても伝わらないわけですよ。」と。話相手として一番好きなのは小学生だとおっしゃっていました。単純に疑問に思ったものを躊躇なくぶつけてくる。その純粋さにいつもハッとさせられるそうです。ピュアな感覚で居続けられる、樂さんの魅力の秘訣はそこにあるのではないかと感じます。
また少しベクトルが違う話ですが「伝統と現代美術は棲み分けではなく、長次郎の茶碗は限りなく現代的でコンセプチュアルで、本当の現代美術は伝統的であるように感じる」とおっしゃっていたのも記憶に残りました。
必要なのは、時間軸を一つ貫きとおす、自己の眼。
その眼を持てたときに、伝統も芸術もデザインもそんな言葉の隔ては消えてるのだろう。良いものを良いと認める自分だけが持つ感覚。いつか自分も持てるのでしょうか。

と、賢そうなことを書いておりますが、そのメモを見ると「茶碗」の「碗」が全部「腕」になっていました。テヘペロ

そんな最近です。
新しい文明の利器で書連ねております。



Retinaディスプレイ・・・ではありません。笑
一つ前のモデルの方にしました。
新しいものが出たからといって、それが一番良いとは限りません。
自己の眼で、決めて購入しました。(樂さんの話から急に薄っぺらい 笑)
それにしても、やっと、やっとIntel Mac・・・涙





みなさんは「てをつなごう だいさくせん」をご存知ですか?
世界のキャラクターたちが、手をとりあって、
震災で悲しい想いをしたこどもたちに笑顔を届けようというプロジェクトです。



キャラクターたちは皆、可愛く、のんきな顔をしていますが、
ひとつの企業を背負っていたり、大きなプロジェクトの顔になっていたりと、お仕事上では厳しい版権が問題となり、
このようにキャラクターが同一画面上に並ぶことは、あり得ないこと。

しかし、この企画は全てボランティアから成り立っていて、
作者本人から「てをつなごう」に参加したいとご意向があったり、また、プロジェクト側から出て頂けませんかとお願いをしたりして、
同じ気持ちの元、集まった仲間たちなのです。

私もそのボランティアの一人、デザイナーとして関わらせていただいています。

震災が起こってから、薬剤師の従妹がすぐに現地で復興支援をしているのを見ていました。
自分の今まで学んで来た知識が、技術が、必要とされ、救いの手になっているのを見て、
こんな素晴らしいことはないと感じていました。
また、何も出来ない自分を無力だなと、残念に思っていました。

このプロジェトから声がかかったのは、震災が起きてから数ヶ月経った頃。
もともと、私の上司と繋がりの深い代理店の方から来たお話で、わたしはそのアシスタントとしてということだったのですが、
どうしても自分の意思で、このプロジェクトと関わっていきたいと、気持ちが強く動きました。
自分から自発的に動いているうちに、上司にも任せて頂けるようになり、
プロジェクトの中心で動いて下さっているdwarfさんとのやりとりも直接させて頂けるようになりました。

やりとりの最中、
dwarfさんの「こまねこ」のこまちゃんがスキなことを、メールの終わりにちょこっと書かせていただいたら、
こんな素敵なグッズまで送っていただいて・・・!



てをつなごう だいさくせん」のサイトにも上がっていますが、
岩手県の三陸鉄道という電車がこの「てをつなごう」プロジェクトに参加して下さり
「てをつな号」として電車が走ることなりました!
わたしも人生初ラッピング電車のレイアウトをさせていただきました。
私史上最大の媒体!

一足先に現地入りした合田さんが時々ラッピング作業風景や、現地の写真を送って下さります。
去年からずっと、プロジェクトのみんなで構想していた企画です。
本当に、感動です。
大人が本気を出したら、すごいんですね!笑


わたしもお披露目のセレモニーの日には現地に行く予定になっています。
ラッピングされた「てをつな号」と、こどもたちの笑顔に会える日を、今から楽しみにしています。

とっても可愛い電車です。
みなさんも、注目しててください^^





久々に『今日』のうちに帰って来れました!
先週から昨日まで、スーパーハードスケジュールでしたが、明日からだいぶ落ち着きそうです。
でも忙しいのは私だけじゃなくて、周りもみんな夜中、明け方まで残っていたので孤独じゃなかったです。会社の先輩が「思考回路はショート寸前」とつぶやいていたのが笑えました。その言葉に救われました。笑
忙しい波が来ても、堪えられる気力・体力・技術がだいぶついてきました。もう2年目も終わりに近づいてますからね。次で社会人3年目かぁ。はやい・・・


一昨日、東京のパパじゅんさんから新居祝いが届きました^^



カラフルなルームシューズです♪
嬉しいっ^^ 大切に使います!!


そして今日は嬉しいご報告!


じゃーん!


じゃじゃーーん!

TDC年鑑に大学の卒制と、卒制展のポスターが入選しました!
今回の年鑑はユニークで、部門ごとに違うデザイナーさんがレイアウトするという企画。
しかもわたすの載ってるポスターページは井上嗣也さん!すごお。

そしてそして〜
友達のイラストレーターともえさん(STOMACHACHE)が雑誌GINZAデビューでございます!マガジンハウスデビューでございます!


クレジットに名前が!!

何ページかイラスト担当していて感動です;;



二人して、こんなピンクの本に収録されております。
書店で見かけたら、チェックしてみてください^^

ともえの作ったC3(シーキューブ)のクリスマスケーキも食べなくちゃ!
知りあいがどんどん売れっ子になってゆくーーーー
感動やーーーー!



さて、今週も明日行ったら土曜はお休みだ!しかもクリパ!!
しかしまた日曜も仕事やーーー。がんばるでーーー。






でん!

 

中吊りでました!!イセヤさんもキリタニさんも美しい。最近デザイナーとして携われた中でもお気に入りです。白地が白より白く見えるのはイケダマジックでしょうか。キレイだ。


そして。



ちゃちゃーーん!
売上貢献!!
なかなか新感覚だと思います。
スッキリした後味だから喉が渇いたときは、甘くないコーラ、一度は飲んでみやーよー。

ブランドサイトでCMも見れます。

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自己紹介:
2010年女子美術大学卒
グラフィックデザイナーです
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