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旦那氏が7月に自分のお店を構えます。
それに伴い、通常の仕事にくわえて、最近はもっぱらその開業のお手伝い。
来る日も来る日もデザイン・レイアウトするマシーンと化しております。
ロゴ作っても、サイトのデザイン見せても「おー!ありがとー!」
予約カード作っても「おー!ありがとー!」の一言。
何を見せても、気に入ってるのかどうなのか分からない様子。
私の母は何をやっても「すごい!うちの子天才!!」と
オーバーに褒められて育ったせいか、
旦那氏のそっけない愛で方では全然足りなくて
『(無償で)こんなに頑張ってるんだからもっと褒めてくれたっていいのに!』
と言ってみたところ、頭をなでられるという非常に屈辱的な褒め方をされたので
もう言わないことにした。

開業まであと1ヶ月を切った昨日、
治療院の施行も最終段階に入り、仕上がりが見えたせいか、
「やっちゃんのおかげだなぁ。」
と何気なく呟かれた。
本人は褒めたつもりは無いらしいが、私はとっても嬉しかった。





彼が治療院を作るのに際して、一番もどかしかったこと、
「なんで独立するのかのビジョンが見えない」
ということだった。
旦那氏の業界の方は、結構あっさり独立する人が多く、
どのお店も、さして違いが見えない。
先生方の技術だけで、お客さんはそこに通うかを決めているようだ。
でも、どうせ自分のお店を出すなら、
『私はこういうことがしたいから独立するんです!』
っという気持ちが見える店舗にしないと、意味がないんじゃないかと口うるさく旦那に言っていたのですが、「そんなの考えてる」くらいの雰囲気。
これは危ないと、会社のコピーライターさんを巻き込んで、お店のコンセプトや店舗の名前を考えてもらいまた。
今の会社で一番学んだことがコンセプト作りの大切さ。
そこをしっかりしなければ始まらないと思ったので、私も信頼できるコピーライターさんに話をきいていただいて、一緒に会社の思想作りをしていただきました。
生のプレゼンテーションをうけて、彼も大変感動しておりました。



そして、次に重要視したのが店舗の内装屋さん。
放っておいたら「俺がディレクションするからいい」みたいなことで、今の働いている治療院を設計したところにお願いをしているようだったので、そこに待ったをかける。
「このコンセプトを体現できるお店にするには、ちゃんとした人に頼まないと」
今までの治療院を作って来た人ではない、頭の柔らかい人で、
旦那氏の好きそうな内装デザインが出来る施行屋さんを探して紹介しました。
ここの出会いも大きかったようです。同世代の若い現場監督と一緒に、ああでもない、こうでもないと意見を交わして進めているようで、本人も、とても楽しそう。

という感じであわや強制的にグイグイと旦那氏を引っ張って来ました(と思っている)

でもそのかいあってか、
確実に他の治療院とは一線を画す店舗にならんとしています。
それに彼も気付き始めたようです。
あとは、彼が思っていることを、どれだけ行動に移せるかが問題です。
見え方だけを繕っても、治療院の内容そのものが変わっていなければ全く意味がない。

あとは旦那氏がどこまでの体力と気力で動いてくれるか。
彼に託されているのですが、、、

不安はいっぱいです!



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今日は弊社の副社長カサイさんの亀倉雄策賞を記念した展示会のオープニングパーティーの日。


今朝、出社すると
「カサイさんにお花を贈るから、協力してくれる?」
と、シライさんから声がかかった。
デザイン部のみんなからお花を贈ることにしているようだ。

会場に到着すると、各方面から立派な花が届いている。
そこで探しても「弊社デザイン部より」の花が見当たらない。
おや?と思いながらも、会場へ足を踏み入れた。

カサイさんを祝福しようと足を運んだ多くの人々でごったがえす会場。
デザイナーから、カメラマン、クライアント、映画監督、作家など、各界の著名人たちがカサイさんを囲んでいた。
手の届かないほど、輝いて見えた。

大学の恩師にも再開。
「カサイさんとお話できました?」
「いやー、さっき中には入ったんだけど、全然声かけられない!人だかりで!」と、せっかく会場まで来て下さったのに話しかけられずに帰ろうとしていた様子。
「そんなのもったいないですよ!」と
先生を引っ張って会場の中へ。
カサイさんを見つけて、一瞬人が離れた隙に
「カサイさん!ハヤシ先生!」と二人を引き合わす。

「へこさん、ありがとう!!話せてよかったー!」
と先生も喜んでくれた。

恩師とカサイさんをつなぐだなんて、
ついこの間までは、考えもしなかった光景だ。

オープニングパーティーも終わりに近づいて、
会場の外にあった花達も、会場の中へ運び込まれる。
大きなものは斜めにしないとドアもくぐれず、会場の係の人たちも大変そうだ。
ずっと会場の様子を撮影していた弊社カメラマンのウエハラさんが
「うちの花はどこだ?」とシマダさんにたずねる。
会場の棚の上に遠慮がちに置かれた花を指差す。
「花があまりに小さくて、並べられなかったんですよ」
と、恥ずかしそうに言葉を漏らした。

とても品のいいお花だった。
小さかったけれど、みんなの心のこもったお花。

ウエハラさんがお花にカメラを向けると、
それにカサイさんが気づいて近づいて来た。
花に立てられた「サン・◯ド デザイン部一同」の札に気づく。
棚に肘をついて、花に顔を近づけ
ウエハラさんに向かってポーズをとる。
贈る花を買って来てくれた
シマダさんとシライさんとナカモトさんがほっとした様子で嬉しそうに微笑んでいた。

カサイさんはとは、そういう人だ。

誰かの小さな叫びに気づいて、
駆けつけて、抱きとめてくれるような、
そんなあたたかい人。


会場での偉大なカサイさんと、
会社でのお茶目でかわいらしいカサイさんと、
両方を目の当たりにして、
やはりすごい人だと再確認させられた今日でした。




そのあとも、カサイさんと祝杯を上げて帰ってきました。
この気持ちが醒めないうちに、言葉にしたくて
日記に書き留めます。






「南の風がつめたいね」

そんな会話が交わされる。
人生初の海外ロケはニュージーランドだった。



今年は正月もそこそこに切り上げ、3日からロケハンでニュージーランドへ。
出迎えてくれたのは、どでかいサンタクロース。
向こうは正月までクリスマス気分らしい。
半袖姿でサンタクロースと対峙するのは人生ではじめてかもしれない。



見渡す限りの山々は、
放牧されている馬や牛によって段々に踏み固められて波打ち、
巨大な木々は、風に吹かれているように一方に葉や枝をなびかせて固まっていた。


自然が、自然に生きていた。


わたしも小躍りがとまらない。




海外のクルーは、ご飯を欠かさないらしい。
職人気質の日本の制作陣は、「腹が減った」などと声に出したらド叱られる世界なので、どんなに撮影が押しても昼食を優先させる海外の文化は、ちょっとは羨ましくも思ってしまう。


仲良くなった現地のスタッフ、ジョナス。
彼は日本語がペラペラ。
「ヘコサン、ドウ?イイ感ジ?」
とても気配りができて、頼りになって、現場のムードメーカーでもある。
本当に素晴らしいプロデューサーさんでした。




ロケハンのときに、カメラマンのイチハシさんが撮って下さったポラロイド。
大尊敬する写真家さんの画の中に入れたことは、一生忘れられない思い出。
まさかイチハシさんから「記念写真とりましょうか」というお言葉をいただけるなんて。
今回のお仕事も、みんな良いメンバーで、本当に何もかも恵まれたなぁと感じています。
入社4年そこそこで、海外ロケの経験ができるなんて、本当にラッキーとしか言いようがない。


そしてこちらがニュージーで撮ってきた広告。



一生わすれられないお仕事になりました。

失敗したなぁと思うこと。
次のバネに。
楽しかったこと。
人生の糧に。



3月のCMも放映中です。

4月もCM、店頭のグラフィック掲出されます。
こちらも仕上がりは上々です。






今日はとっても幸せな一日でした。

まずは、朝。

今日は役員であるオオモリさんのお誕生日。
それも特別な還暦を迎えるお誕生日です。
お祝いすべく、
毎月一回行われる“デザイン部会”をこの日に設定し、
みんなでサプライズをすることに。
オオモリさんの部であるシマダさん仕切りのもと、
ほぼすべて、オオモリ部の皆さんで
今日の日までに色々準備を進めて下さいました。
(弊社では、部長ごとにデザイナー達が割り振られて部ができています。)
シマダさんがオオモリさんとの飲みの席で聞いた『赤い鯰』の話から、その飲み会に同席していた弊社出身のアーティストである牧野さんにイラストをお願いし、
職人さんに一つづつ臈纈染で染められた『赤い鯰の手ぬぐい』がプレゼントされました。
(赤い鯰とは、オオモリさんが昔に見た、公害で赤く染まった川の中で見た鯰のことだそうです。)



今日の日を記念して、集合写真をパシャリ。
真ん中のオオモリさんが持っているのが、その手ぬぐいです。
この手ぬぐいは、参加した皆にも配られました。
そういう手配が素敵なんだよな〜シマダさん。。ほろり。



そして、夕方。
同じくことし還暦を迎えられる(が、そんな風は感じさせない我が社のアイドル)バンドウさんの企画された『春のうまいもの市』と題された催し物が執り行われました。

巻き込み上手のバンドウさん。
一度会ったら一生忘れないインパクトを持った
名物プロデューサーなんです。

ある日、いつものように仕事をしていると、いつものようにバタバタと社内を走っているバンドウさん(だいたい、走る音がするときはバンドウさん)
「ナガサカくん!忙しいとこ悪いんだけどさ、お願い聞いてくれる!?」(大抵悪いなんて思っていない)
「なんすか」
「今度のうまいもの市のときにさ、のぼりをばーーーーーって作ってほしいんだよね!!」
そんなことを頼まれている横を、お茶を汲むために通り過ぎる私。
バンドウさんと目が合った、その時
「悪いねー二人とも忙しいのに!!」
・・・ふたり?
目が合った瞬間に私まで巻き込まれていたのです。
「すっごい良いの作ってね!元気でるやつ!よろしっく〜♪」
目を合わすナガサカくんと私。
まさにひき逃げです。

そんな感じで、いつも皆にお願いをしては
グングン企画を推し進めていって、いつの間にかみんな楽しくなってワイワイしてる、みたいのがバンドウさんの巻き込み上手なところで、
あの推進力は本当に尊敬すべきものだといつも感じています。

そんなこんなでナガサカくんと二人でのぼりを作ることになったのですが、
ナガサカくんの仕事がなんとも架橋で、
手の空いたわたしがのぼりを作ることに。
こういう時、デザイナーは助け合いです。





作ってるうちに楽しくなって、
最終的に17パターンののぼりを数時間で作りました。
みんなも褒めて下さって嬉しかったです^^
目をキラキラさせて「へこちゃん!すごいよ!ありがとー!!」と言うバンドウさんを見たら、わたしだって役に立てるんだ・・・と思いました。
(バンドウさんは純真無垢なのでおだてたりはしません)

ところで『うまいもの市』とは?
弊社が請け負っている仕事の中に、食べ物にまつわるパッケージデザインや、ネーミング、ブランディングなど、たくさんあるです。
そのすべてのクライアントさんを紹介しつつ、みんなにその美味しさを味わってもらって、
仕事に関わってない社員の人たちにも「こんな仕事してたんだ〜」と知ってもらう、という催し物です。
映像部や総務の方達は特に、デザイン部や営業部が何をしてるか、知る機会があまり無いので、お互いの部を理解してもらうためにも、美味しいものを囲みながら、楽しく!というのがバンドウさんの目論みだったみたいです。







各担当のデザイナーたちは、こんなボードも作るよう、
命ぜられておりました。
最初は面倒くさそうにやっていても、こうやって並べると、ライバル心が燃えるようで、
結局みんな、一つとして同じようなボードは無く!!
みんな負けず嫌いです。

今日は16時頃から、みんなで協力して食事たちが用意され、
途中からは美味しそうな匂いでみんな仕事にならず・・・





開かれた会は、バンドウさんの巻き込み力の賜物か、
いつもの催し物よりも、たくさんの社員が参加して大盛況で幕を閉じました。



いやぁ、、、
本当に圧倒されるなぁ。



ちらっとだけ、お写真を。
こちらがバンドウさん。
もちろん、主役は「赤」です!
純粋に生きる、少女のままの女性。
憧れますっっっっっ









甥っ子です。
誰に抱っこされてもニコニコしていてくれて
可愛いやつです。
この日はなんだかペアルックみたいだった。
大きくなっても一緒に遊んでほしいなー!
と今から妄想を膨らましております。

最近は平穏な暮らしを取り戻しております。
束の間の休息かもしれないので
今のうちに英気を蓄えなければ。

6月に旦那さまが独立をするので、
そのお手伝いでロゴやらウェブやらを作っているのですが、
要の頭領に何もイメージがないので、
とってもやり辛いなぁと感じています。
私がもっと「こうでしょ!」と乱暴にでも方向性を作ってあげれば良いのかもしれないのですが、
あれもこれも失いたくない!
誰にも嫌われたくない!
という強欲な旦那様なので、
なかなか方向が定めきれず。

何かを諦めることは難しのは分かる。
それはとてもぼんやりと霞がかっていて、
実はすべてを掴めないでいる。

腹をくくってもらわにゃいかんのですけど。
なかなか難しいようであります。


そうそう!
根元先染子、3月に入ったのでおまけムービーがアップされております!
おまけなので短いですが、どうぞおたのしみください!
バナーも更新されてます。
SOMEBOがぴょんぴょんはねてるのが可愛い・・・!
WEB限定のCMにも染子ご一行が登場します。
自分でも驚くことに希ちゃんと競演を果たしてしまいました!
わーい、わーい!






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2010年女子美術大学卒
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